わたしの女神
- madammotokohabitac
- 2023年3月2日
- 読了時間: 2分
みなさまおはようございます。
マダムMOTOKO習慣化アカデミー
ジェネレーターのマダムMOTOKOです。
ひさしぶりに
中学時代の友人と食事をしました。
年月が経っても
変わらない笑顔と
変わらないおしゃべりの
花が咲きました。
その友人のとの思い出は
美術の時間に
互いに相手の肖像画を描いた
という思い出が印象に残っています。
なぜなら
彼女を描いたその絵を
みんなから褒められたからです。
描いていたのは初夏でした。
美術室の窓辺にいた私たちは
まだ あいさつをする程度で
そんなに親しくはありませんでした。
いわゆる仲良しグループではなく
おとなしい印象で
成績も優秀。
しかも ノートがきれいで
驚くほどわかりやすくまとめられた
彼女のノートは憧れでした。。
お互いに言葉も少なめに
白い大きな画用紙に
描いていきました。
窓辺の光のせいなのか
夏の制服の真っ白なブラウスに
光が差し込んで
袖のドレープのあたりは
虹のように見えました。
さらに驚いたことに
制服だけではなく
髪の一本一本にも
美しい色があらわれました。
わたしはただただ
見えた色を作り
繊細な彼女の透明感を
薄い薄い水彩絵の具で描き続け
絵が出来上がったのです。
「まるで 女神だわ。」
なぜそのとき
そんな絵が描けたのか。
二度と描くことができない
瞬間を過ごせたのかは
わかりません。
けれど
何十年たっても
いつものようにふるまい
帰りの電車の中でさえ
「またね~。」と
明日また会えるかのように
微笑んでいる彼女は
まさに 今も「女神」
あのころと変わらず
丁寧な日々を
当たり前にして送り続けている
そんな人でした。
#女神#習慣化#マダムMOTOKO習慣化アカデミー

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