みなさまおはようございます。
マダムMOTOKO習慣化アカデミー
ジェネレーターのマダムMOTOKOです。
子どもたちが楽しみにしている
「夏休み」がやってきます。
子どもたちに
「なぜ 夏休みが楽しみなのか」
聞いてみると
・自由な時間がいっぱいある。
・家族と過ごせる時間がある。
・旅行や帰省で遠くへ行くのが楽しみ。
というような答えが返ってきます。
いつの時代も
子どもたちは「自由」が好きなようです。
では つぎに
「しゅくだい」について聞いてみると
・やる気はある。
・好きな宿題はやりたい。
・やりなさいと言われるとやりたくない。
・いつやるか どうやるかは自分で決めたい。
といった答えが返ってきます。
「やりなさい。」といわれると
「やりたくない。」という意見
が一番多く聞かれます。
これは
じつは 「心理的リアクタンス」
といわれるものです。
「鶴の恩返し」で
「見ないでください」と言われると
余計に
「見たくなってしまう」ような
あの感覚です。
外部からの刺激に
つい わかっていても
あまのじゃくな返答になって
無条件に反応してしまうのです。
では
どんなふうに
「いつやるか どうやるかは自分で決めたい。」
を促していくのかについて考えていきましょう。
これは
子どもによって 若干の違いはありますが
一つの試行錯誤のための例となる
STEPを書いてみますね。
① 確認→ほめる
② 確認→ほめる
③ 確認→行動を決めさせ促す
④ 自己決定できたことをほめる。
というSTEPです。
たとえば
①今日は7時に起きたね。夏休みも早起きできてるね。
どうして?
※ここで子どもからの反応(言葉)をもらう※
②朝ごはんもたっぷり食べてくれてうれしいよ。
味はどうだった?
※ここでも子どもからの反応(言葉)をもらう※
③今日の勉強は何時からにするの?
※ここで子どもに決めてもらう※
④自分で決めているんだね。すごいね。
といった具合です。
①では
ちょこっとでも「できていること」に
意識を向けることが大事です。
②では
「自分の気持ちを示すメッセージ」を
加えるなどすると
さりげなくほめることができます。
③では
じつは 「勉強する」という前提で
何時からにする?と聞いています。
自然な会話の流れの中で
ポロっと決めた言葉が出てきます。
④では
自己決定できたことを
さりげなくほめます。
ひとつだけ
大切な注意事項があります。
それは
子どもが宣言したことが
実際にできるかどうかは
別問題だということです。
はじめは
自己決定しても
なかなか実行できない
ということもあるかと思います。
たとえ
数分間の取り組みであっても
やり方がまずくても
それは 次の日に再び話をするときに
「困っていることはない?」
と聞くようにするとよいかと思います。
毎日「できそうなこと」を
一緒に考えていくということを
おとなの私たちもやっていきます。
正直これは
子どもより おとなのほうが
慣れるまでに期間が必要な
「コミュニケーションの習慣」です。
けれど おとな自身も
社会生活の対人関係の中で
役立つ習慣です。
子どもに学びの習慣をつけたいのなら
おとなも一緒に習慣をつけていくと
たがいに成長することができる
良い機会になりますね。
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